症例紹介

下顎前突症+上顎後退症+反対咬合

主訴 咬み合わせ・横顔・発音障害(特にサ行)
診断 下顎前突症・上顎後退症・反対咬合
治療経過 術前矯正期間 10カ月 顎骨形成手術 術後矯正期間 6か月
施行手術 Le Fort I型骨切り術+ 下顎枝矢状分割術
上記手術を実施したところ、横顔のバランス・ 口唇閉鎖に問題がないため、抜釘手術時にオトガイ は施行しませんでした。

治療のリスク

  1.全身麻酔に伴う副作用、合併症の可能性があります。

  2.手術に伴い口唇や口蓋の知覚異常(麻痺・鈍麻・神経障害性疼痛)が起こる可能性があります。

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下顎前突症+反対咬合

主訴 受け口・咬み合わせ・発音障害(サ行・タ行)
診断 下顎前突症・反対咬合
治療経過 術前矯正期間 10カ月
顎骨形成手術
術後矯正期間 6か月
施行手術 下顎枝矢状分割術
上記手術を実施したところ、横顔のバランス・口唇閉鎖に問題がないため、
抜釘手術時にオトガイは施行しませんでした

 

治療のリスク

1.全身麻酔に伴う副作用、合併症の可能性があります。

2.手術に伴い口唇や口蓋の知覚の異常(麻痺・鈍麻・神経障害性疼痛)が発生する可能性があります。

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下顎後退症+上顎前突症+遠心咬合

主訴 咬み合わせ・横顔(アゴがない。)前歯で物が咬めない。
口が閉じにくい。顎の関節の不調
診断 上顎前突症・後退症・下顎遠心咬合
治療経過 術前矯正期間 12カ月 顎骨形成手術 術後矯正期間 7か月
施行手術 Le Fort I型骨切り術+下顎枝矢状分割術 (上アゴを後方に移動し、下アゴを前方に移動、抜釘手術時に、
横顔のバランス・口考慮し、オトガイ形成術施行しています。)
※ 顎関節症は、顎変形症の治療を行うことで 改善するという明確な証明はありません。

治療のリスク

1.全身麻酔に伴う副作用、合併症の可能性があります。

2.手術に伴い口唇や口蓋の知覚の異常(麻痺・鈍麻・神経障害性疼痛)が起こる可能性があります。

 

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上顎前突症+下顎後退症+開咬症

主訴 咬めない・下アゴが下がっている。
横顔・発音障害
診断 上顎前突症・下顎後退症・開咬症
治療経過 術前矯正期間 15カ月
(上アゴは第一小臼歯を抜歯して術前矯正を行っています。
そのため術前矯正の期間がやや長期になりました。)
顎骨形成手術
術後矯正期間 5か月
施行手術 Le Fort Ⅰ型骨切り術 +下顎枝矢状分割術
(上アゴを約2mm後方に移動。下アゴは前歯が咬めるように前上方に移動しています。抜釘手術時に、横顔のバランス・口唇閉鎖を考慮し、オトガイ形成術も施行しています。)
まとめ 開口症のため前歯が全く使えず、食事に時間を要したそうです。
特に麺類を食べる際に苦労されていました。
手術後は、良く咬めるようになったとおっしゃっています。

治療のリスク

1.全身麻酔に伴う副作用、合併症の可能性があります。

2.手術に伴い口唇や口蓋の知覚の異常(麻痺・鈍麻・神経障害性疼痛)が起こる可能性があります。

 

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顔面非対称+咬合平面異常+反対咬合


主訴 顔の曲がり・受け口・うまく咬めない
頬や舌を間違って咬んでしまう
左側顎関節の違和感
診断 顔面非対称・反対咬合
治療経過 術前矯正期間 13カ月
顎骨形成手術
術後矯正期間 7か月
施行手術 Le Fort Ⅰ型骨切り術 +下顎枝矢状分割術
(上アゴの左右の傾きを改善しつつ前方に移動、下アゴは上アゴに合わせて咬めるように移動しています。抜釘手術時に、横顔のバランス・口唇閉鎖を考慮し、オトガイ形成術も施行しています。)
まとめ 顔の曲がりと咬み合わせを治療により改善することができました。
※ 顔面非対称の症例では、左右瞳孔の垂直二等分線上に、上アゴ・下アゴ・オトガイの中心がほぼ一致するように治療を行います。完全に対称な顔は存在しませんので、 過剰な期待はしないでください。

治療のリスク

1.全身麻酔に伴う副作用、合併症の可能性があります。

2.手術に伴い口唇や口蓋の知覚の異常(麻痺・鈍麻・神経障害性疼痛)が起こる可能性があります。

 

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長顔症+下顎前突症+反対咬合+上顎歯列弓狭窄

主訴 受け口・長い顔・発音障害(サ行・タ行)
麺類がかめない。
診断 上顎歯列狭窄・下顎前突症・反対咬合・長顔症
治療経過 上顎骨拡大処置
術前矯正期間 9カ月
顎骨形成手術
術後矯正期間 5か月
施行手術 上顎骨急速拡大(上アゴを広げる手術)
Le Fort Ⅰ型骨切り術 +下顎枝矢状分割術
(上アゴを前上方に移動しています。下アゴは上アゴの位置に合わせて移動しています。抜釘手術時に、横顔のバランス・口唇閉鎖を考慮し、オトガイ形成術も施行しています。)
まとめ まず、上顎骨急速拡大処置を行い上アゴを広げました。
顎骨形成術時に、Le FortⅠ型骨切り術を行い上アゴを前上方に移動しました。
この処置により長顔も改善できました。

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短顔症+顔面非対称+咬合平面異常+臼歯部開咬症+交叉咬合

Le Fort Ⅰ型骨切り術+下顎枝矢状分割術

顔面非対称改善の為に、
顔面のより中心に位置する上アゴから修正しています。
二回目の手術でオトガイ形成を行い、顔面のバランスを整えています。

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上顎骨急速拡大手術(SARPE)

あまりにも上アゴが狭い症例では、上下の顎骨形成術
を施行する前に、上アゴを広げる手術を行うことがあります。
この手術を上顎骨急速拡大といいます。

こういった手術を併用することにより、通常の 矯正治療では、処置が困難な症例にも対応することができます。

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歯列不正

Koelle氏法 Corticotomy併用の歯科矯正
コルチコトミーを併用することにより、歯列矯正だけでは困難な症例も治療可能となります。
また治療期間の短縮のために、コルチコトミーを行うことも可能です。

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