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術後について

Q 顔面顎矯正手術の後、話すことはできますか? 知覚の低下はありますか?
A

鶴木クリニックの手術では、顎間固定(上下の歯を針金で固定し、口を閉めること)は98% の症例で行いません。顎間固定が必要でない理由としては、日本ストライカー社のチタン製スクリュー・プレートネジ骨接合を行うことにより骨の接合が強力であるからです。従って、話すことが不自由ということもありません。入院中は軟食を摂ることができ退院後はハンバーグなどの外食を摂ることもできます。 しかし2%程度の人は顎間固定する可能性あることを覚悟して入院してください。

 下口唇と口蓋部の知覚は術後、障害されることがありますが、おおよそ95%以上の人が、術後1年以内でほぼ正常知覚に復します。 しかし、手術をする以上、神経・血管の損傷のリスクはありますので、術後の知覚異常は合併症として存在することを理解してください。

Q 術後の『後戻り』について説明してください。
A

手術で顎の位置を移動させると、術後、元の状態に戻ろうとする傾向があります。これを『後戻り』と言います。 

* 手術後に良い咬み合せになるよう術前矯正を行っておけば、後戻 りはほとんど阻止可能と考えます。 

* 症例数が多い鶴木クリニックは経験を生かし、後戻り、合併症、後遺症のリスクを極めて低くコントロールしております。

* 患者様自身の自覚が大切です。手術後は顔と咬み合せを自分自身で調べる習慣を もち、何か変化があれば電話連絡して頂くようお伝えしておりま す。この治療に患者様自身の自覚の有無が治療の結果に反映いたします。

要約すると、鶴木クリニックの技術と患者さん自身の自覚により治療後戻りは極めて少なくコントロール可能であると理解してください。

Q 術後、通院はどうなっていますか?
A 通院回数は最少で、術後10日目(抜糸)、6週間(開口練習)、3ヶ月、6ヶ月、 12ヶ月、2年、3年、5年目の通院です。 ネジ除去手術は術後4‐12ヶ月の間に短期入院、全身麻酔で行います。 顔に傷は、ほとんど残りません。
Q 術後訓練は?
A 術後6週間から開口訓練を行います。この頃から硬い食事が可能になるなど、ほぼ普通の生活に戻る事ができます。その他、希望がありましたらSmile Exercise、姿勢、呼吸の訓練を行っております。
Q 術前後に大切なことは?
A 生活習慣として正しいブラッシングを身につけて頂き、手術後に虫歯や歯周病が発生しないように気を付けましょう。 顔面顎矯正術後、患者様の要望があれば、一般歯科(保存・補綴)、審美歯科、美容外科、インプラントの治療も行っています。 お気軽にご相談してください。