鶴木クリニック医科歯科で行っている2種類の3Dシミュレーション

鶴木クリニック医科歯科では、顎変形症治療を行う上で、2種類の3Dシミュレーションを導入しております。


① モルフィウス3D  

初診時に速報として手術方針と手術後の顔の予想画像を示すためのシミュレーション。

利点

・セファロ分析を行い科学的に患者さんの骨格のズレを確認できる。

・骨格のズレを確認した上で、コンピューターシミュレーションを行うことができる。

・10分程度でできるため早さが長所。  ※ 簡易的なシミュレーションソフトである。

欠点

・横顔のシミュレーションは優れているが、正面顔のシミュレーションとしてはやや難がある。


② ドルフィン3D

手術前に、モルフィウス3Dの情報を参考にして、より正確に骨の移動をシミュレーションするソフト。

利点

・手術時の骨切り法や骨の干渉部位を緻密に設計・確認することができる。

・歯のデータを口腔内スキャナーから取得できるため非常に正確な手術シミュレーションが可能となる。

・骨のデータをSTLデータ出力できるため、輪郭形成時に精密な作業を行うためのジグを作成することもできる。

欠点

・緻密にシミュレーションを行うため時間がかかる。


まとめ

鶴木クリニック医科歯科では、それぞれのソフトの特性を活かし、初診時と手術直前で使い分けをおこなっています。

患者さんの知りたい術前後の顔の変化を初診時に示すソフトがモルフィウス3D、

正確な手術を行うための緻密なソフトがドルフィン3Dとなっています。

 

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